マグネシウム合金AZ61およびAZ80押出し材の低サイクル疲労挙動

 

塩澤和章* 村井勉** 永井将之** 高橋泰***(*富山大学大学院理工学研究部,**富山大学大学院理工学教育部,***三協立山アルミニウムエ業),

軽金属,51,498(2001),

 

Low Cycle Fatigue Behaviour of Extruded M61 and M80 Magnesium Alloys

Kazuaki SHIOZAWA , Masayuki NAGAI , Tutomu MURAI and Tooru TAKXHASHI

 

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsms/58/3/58_3_235/_article/-char/ja/

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsms/58/3/58_3_235/_pdf/-char/ja

 

↓マグネシウム合金の加工プロセスとその特徴を知りたくて検索したところ,この文献を知った。

 

マグネシウムの結品構造は稠密六方格子 (hcp) であることから,室温における主すべり系は( 0001 )く 1120 >の底面すべりであり,その独立すべり系の数は 2 である.体心立方格子 (bcc) 構造の鉄鋼材料や面心立方格子(fcc) 構造のアルミニウム合金などに比べてすべり系の少ないマグネシウム合金ではすべり変形に加えて双品変形が極めて重要な変形機構となることから,疲労変形および破壊挙動に対してこれら変形機構が影響を及ぼすことは容易に推察される.

 

押出しや圧延によって製造された展伸マグネシウム合金は鋳造材に比べて変形異方性が大きいことが特徴の一つである.

展伸マグネシウム合金は塑性加工時に底面( 0001 )が配向し,

押出し材では底面が押出し方向に平行に,

また,圧延材では底面が圧延面に平行

となる 10 ), 11 )」

 

10 ) H. Somekawa, "ProbIem and its improvement method for fracture toughness in magnesium alloys ”, Materia Japan, Vol.47 , No. 3 , pp. 157-160 ( 2008).

11 ) P. Yang, Y. Yu, L. Chen and W. Mao, "ExperimentaI determination and theoretical prediction of twin orientation in magnesium alloys ”, Scripta Materialia, Vol.50, pp. 11611 (2004).

 

 

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