【OpenWeatherとは?】
OpenWeather(OpenWeatherMap)は、イギリス(英国)のロンドンに本社を置く気象インテリジェンス企業です。2014年頃から活動しており、世界中の気象データをAPI経由で提供するクラウドベースのプラットフォームを運営しています。無料枠が充実しており、個人開発から商用アプリまで幅広く利用されている非常に有名な天気データプラットフォームです。
1.はじめに
以下にOpenWeatherの概要と特徴,種々の使用形態について述べさせていただきます。OpenWeather無料APIキーの登録を早く進めたい場合には,上記の「スマホでの登録の場合はこちら」あるいは「PCでの登録の場合はこちら」ボタンを押してください。
【OpenWeatherは無料で使えますか?】
OpenWeather(OpenWeatherMap)には,無料(永久無料アクセス),ワンコールAPI 3.0(One Call API 3.0),スタートアップ,デベロッパー,プロフェッショナル,エキスパートと種々の登録枠があります。無料枠のみで登録すれば,課金されることはありません。このホームページでは,無料(永久無料アクセス)枠のAPIキーを対象とした登録法を説明しています。もし登録の途中で,カード情報等の課金用の入力を求められた場合には,無料(永久無料アクセス)枠とは異なる有料枠の登録に迷い込んでしまっています。たとえば,One Call 3.0はカード登録が必要な別メニューです。その場合の対処法に関しては,「スマホでの登録の場合はこちら」をご覧ください。無料(永久無料アクセス)枠の登録で必要となるのでは,e-mailアドレスのみです。
「サービス料金の詳細と制限事項」に関しては,以下のOpenWeatherのページで確認できます(Google Chromeの日本語翻訳機能で,わかりやすく表示されます)。
https://openweathermap.org/full-price
【無料(永久無料アクセス)枠での制限事項は?】
(1)無料(永久無料アクセス)枠では,現在の天気に関する気象データ(Current Weather Data)のみが提供され,天気予報に関する情報が必要な場合には,他の有料枠への登録が必要になります。熱中症対策用の気象暑さ指数モニター WBGT Simple (無料・無広告)アプリは,現在の屋外・屋内暑さ指数を知るための,無料枠用のアプリとなっています。(有料枠のOne Call API 3.0登録の場合でも,本アプリを使用することは可能ではあります。)
(2)APIコール(APIキーでの呼び出し)による気象データの取得が,1分間に60件,月間100万件に制限されています。この件数を超えた場合に課金されることはありませんが,APIコールがエラーになり,制限を超えた直後のリクエストに対し、HTTPステータスコード「429 Too Many Requests」が返されます。このエラーは,時間経過で解除されます。
【1ユーザーが取得できるAPIキーの数に制限はありますか?】
1つの登録(アカウント作成)で取得できるAPIキーの数に制限はありません。以下の表のように,複数のAPIキーを,名前を付けて追加生成することができます。このような特徴を生かして,管理者が複数のAPIキー(サブキー)を生成して,事業所のメンバーに配布して,管理者権限のもとでAPIキーの保管を行うことも可能です。この場合は,管理者のみがOpenWeatherに登録を行うことで,メンバー全員が面倒な登録を行わなくてもよいというメリットがあります。また,管理者はデフォルトのAPIキー(登録後最初に配布される重要なAPIキー)は配布せず,サブキーのみをメンバーに配布することで,サブキーの万が一の紛失やメンバーの移動や退職などが発生した際には該当するサブキーを削除(下の表でのX印)するだけでセキュリティを確保できます。
ただし,生成したすべてのAPIキーの呼び出しの総数は,1分間に60件,月間100万件に制限されています。
個人ユーザーの場合には,最初に生成するデフォルトAPIキーをご使用されることが手っ取り早い(APIキー登録後に有効になるまでの時間が
短い)ですが,セキュリティー上はサブキーをお使いいただくことが好ましいです。
以下の表に,1つの無料枠APIキーで運用可能なスマホの台数を,1日の使用時間を12時間,月の使用日数を30日として試算した結果を示しました。例えば,30分間隔で使用した場合には,23台となります。無料(永久無料アクセス)であっても,APIコール間隔等の使用形態等を工夫することで,個人や家族,中小規模の作業現場の場合には,対応が可能のように思われます。
これに対して,大規模組織・多拠点の場合には,有料枠でのAPIキーの登録が必要になると思われます。
【気象暑さ指数モニター WBGT Simple(無料・無広告アプリ)では,APIコールの間隔(受信間隔)はどのように設定したらよいですか?】
気象暑さ指数モニター WBGT Simpleでの初期設定(アプリを立ち上げた時に設定されるAPIキーの自動呼出し間隔)は,1分間に設定されています。これは,ユーザーの方々にリアルタイムでの気象データ受信と屋外・屋内暑さ指数計測が働いていることを実感していただくためです。実際の気象暑さ指数モニター WBGT Simpleの運用では,APIコール間隔をもっと長くしておいたほうがよいです。
OpenWeatherのサイトでの説明では,天気APIデータの更新は2時間とされていますが,これは天気予報等を含んでのことだと思われます。実際に,現在の天気に関する気象データを受信して時間変化で確認してみますと,数分から数十分間隔での気象データの変化が観察されました(「気象暑さ指数モニターWin版マニュアル」サイトの暑さ指数の時間変化のグラフ参照: https://www.lpd-lab.com/weather-wbgt/気象暑さ指数モニターwin版マニュアル/)。気象データの更新間隔には地域差もあるようですが,例えば,気象暑さ指数モニター WBGT Simpleアプリでの受信間隔を30分ぐらいに設定しておけば,屋外・屋内暑さ指数の変化を十分に把握できると思われます。
🔶気象暑さ指数モニター WBGT Simple(無料・無広告アプリ)では,以下のタイミングでAPIコールを行うような仕様としています。
(1)アプリを立ち上げたとき。
(2)スマホがスリープモードから復帰したとき。
(3)メインメニューの「更新」ボタンを押したとき
そのため,APIコールの間隔を長く設定しておいて,知りたいときだけ,屋外・屋内暑さ指数の現在値を表示させることも可能です。
2.種々の使用形態のイメージ
以下に,気象暑さ指数モニター WBGT Simple(無料・無広告アプリ)と使った種々の使用形態のイメージを参考例としてお示ししました。
(1)個人で使用の場合
気象暑さ指数モニター WBGT Simpleアプリと無料(永久無料アクセス)枠登録で,APIコールの間隔(受信間隔)を短くしても,十分に屋外・屋内暑さ指数のモニターが可能です。
(2)家族で使用の場合
家族のどなたかが代表して,無料(永久無料アクセス)枠に登録してAPIキーの管理を行うことで,APIキー登録の作業を簡略化し,また家族のセキュリティーを高めることができます。
(3)中小規模の作業現場で使用の場合
リーダーやネットワーク管理者等が代表して,無料(永久無料アクセス)枠に登録してAPIキーの管理を行うことで,APIキー登録の作業を簡略化し,またグループのセキュリティーを高めることができます。
(4)大規模組織・多拠点の場合で使用の場合
有料枠でのAPIキーの登録が必要になると思われます。
OpenWeatherの「サービス料金の詳細と制限事項」に関しては,以下のページで確認できます(Google Chromeの日本語翻訳機能で,わかりやすく表示されます)。
https://openweathermap.org/full-price
上記のようなOpenWeatherからの気象データ取得の概要と特徴を踏まえて,ご自身にあった形態で,熱中症対策用の気象暑さ指数モニター WBGT Simple (無料・無広告)を有効にご利用いただき,お役にたてることが少しでもあれば幸いです。
実際の登録方法は,以下のリンクで詳細にご説明しています。
もし登録方法で戸惑うことがありましたら,本ホームページの Contact USからお問い合わせください。
本マニュアルはLP&D Laboratoryが独自に作成した非営利のものであり、OpenWeatherの公式マニュアルではありません。
------------------------------------------------------------
Weather data provided by OpenWeather. https://openweathermap.org/