高分子固体電解質および二次電池

 

特開2002-208437

出願人:三井化学株式会社,

 

【概要】

「高いイオン伝導度を有し、電気化学的安定性にも優れた高分子固体電解質を提供することと、その高分子固体電解質を用いた負荷特性およびサイクル特性に優れた二次電池を提供すること」が課題されている。

 

 「 高分子化合物と、式(1)または(2)で表わされる化合物および周期律表第1a族または第2a族の金属塩を含むことを特徴とする高分子固体電解質及びそれを用いた二次電池

が解決手段とされている。

 

高分子化合物としては,

「ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリオール、およびポリエステルカーボネートポリオールからなる群から選ばれる少なくとも1種のポリオール化合物の持つ水酸基の一部または全部をアクリル酸またはメタクリル酸と反応させて得られたエステル化合物の1種または2種以上の重合体からなることを特徴とする」ことが請求項2でクレームされており,

請求項1は

前期の高分子化合物と,「式(1)または(2)で表わされる化合物」,「周期律表第1a族または第2a族の金属塩」を含む高分子固体電解質であることが特徴とされている。

 

マグネシウムに関しては,請求項4で,

「前記の周期律表1a族または第2a族の金属塩が、リチウム塩またはマグネシウム塩であることを特徴とする」

とされている。

 

「式(1)または(2)で表わされる化合物として、1,4-ブタンスルトン」が挙げられている。

 

1,4-ブタンスルトンの影響を,実施例1および比較例1のデータで比較しているが,

実施例1の放電容量,充放電効率,容量維持率は,それぞれ,131 mA/h, 91%, 93%

比較例1の放電容量,充放電効率,容量維持率は,それぞれ,120 mA/h, 84%, 70%

であった。

 

↑「式(1)または(2)で表わされる化合物」の効果については,「保液性」が良いとされており,

実施例においては,高分子固体電解質膜を作成する際に,

電解液として、エチレンカーボネートとジエチルカーボネートが用いられていることから,

高分子固体電解質膜にはこれらの電解質溶液が残存した状態となっており,それらの「保液性」に対して「式(1)または(2)で表わされる化合物」が効果を有しているのかもしれないが,

明確な機構等に関しての記載はない。

 

請求項は10項で,請求項1~8が高分子固体電解質に関するクレーム,請求項9,10が二次電池に関するクレームとなっている。

 

J-PlatPat(特許情報プラットフォーム)

論理式:[二次電池/CL]*[マグネシウム/CL]*[固体電解質/CL]

 

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